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難民問題学習へのアプローチ
-国際理解教育に何ができるのか-
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このサイトについて
このサイトは、「難民」「教育」と聞いてぱっと思い浮かぶイメージとは、ひょっとしたらちょっと違うサイトかもしれません。難民「について」知りたい・学びたいなら、インターネットの内外に、すでに情報はたくさんあります。しかし、このサイトでは、「難民を、居るのに居ないことにしている私たち」の教育実践・教育研究に焦点を当てています。ですので、登場する教育実践現場は、日本の国内がほとんどです。難民問題といえばどこか遠い外国の出来事で、そのことについて知識を得るためのサイト、ではなく、この問題を通して、国際理解教育に何ができるのかを考えるきっかけにしてほしい、というのが、このサイトのねらいです。
そのようなわけで、論考の多くの執筆者は、国際理解教育に関わる実践者ですが、特に難民問題の専門家というわけではありません。そのため執筆の敷居はそれぞれ相当に高いものがありました。未完成の実践も多々あります。そんな中でも、あえてこうして公にすることで、この複雑すぎる課題に対して、私たち一人一人に、あるいは国際理解教育のコミュニティに、何ができるのか、できることがあるのか、このサイトが、少しでも考え続けるきっかけになれば幸いです。
2019年2月 横田和子
*本サイトは、科研基盤(c)17K04701「国際理解教育における難民問題と市民性形成―欧州の協働実践に学ぶ教材開発」による助成を受けています。
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